日産リーフ購入までの道のり(2) 日産のお店へ

11月15日。
家の近くの日産のお店に電話すると、リーフの試乗車が置いてあります、とのこと。妻と娘２人を連れ立って、イチロニッサン！（古い）

お店に着くと、物腰の柔らかそうな営業氏が迎えてくれました。

まずはカタログを見ながら、通勤で比較的距離を乗ることや新型が出たことで検討始めたことなどの話。

充電については、日産のサポートプログラムの会員になることで、日産のお店などで急速充電ができることは事前のネット学習で知っていました。
聞きたかったのは家での充電のこと。EVの充電は200V 15Aくらいの電気が流れるということで、専用の配線工事が必要なのだとか。

私「電気の工事が必要なんですね。」

営業氏「今でしたら、キャンペーンでお客様のご負担なく工事ができます。」

私「負担なく！？」

営業氏「はい。」

淡々と営業氏。
でもこの背中押しは強力です。

ただ電気工事の内容がどんなものか、家の外壁に穴をあけるのかとか詳細はディーラーでは当然わからないので、後日業者が家の事前調査をするときに聞いて下さいとのこと。

そして、試乗。娘たちはキッズスペースが気に入ったようでここで待っていると言うので、営業氏と私たちで出発。

ドアの開閉。意外に重厚な感じ。
わりとゆったり感のある運転席。
メインスイッチをON。もちろんエンジン音はしません。
走った感じは、滑らかの一言。それ以外はむしろガソリン車と大きな違いはなく、違和感なく運転できました。

お店に戻り、それでは見積しましょうか、と。
グレードは最安のSの30kWhに、メーカーオプションのLEDヘッドランプ、他オプションをいくつか付けて、総額約340万円。補助金の51万円はあとから振り込まれるとのこと。
補助金の関係で値引きはできないそうですが、ディーラーオプション20万円分を付けていただけるそうな。
じゃあこの見積書を持って銀行に行ってみますか。（現金ないんで。）

営業氏「日産の残価設定型ローンはご存じですか？」

私「知らないです。金利は？」

営業氏「1.9%です。」

私「1.9%！？」

営業氏「日産はリーフの販売に力を入れてますので・・・」

あくまで淡々と営業氏。
またしても背中を押されます。銀行でも大体2.4%がいいところ。

次はメンテナンスの話に。

エンジンがないので、整備費用はいくらかガソリン車より安いのかなくらいには思っていました。

営業氏「メンテナンスは半年ごと、車検までサポートプログラムに含まれます。」

私「車検も！？」

営業氏「もっとも諸費用は別ですが。」

車検の整備費用までカバーされるとは知りませんでした。
サポートプログラムは安い方だと月々1500円程度です。

ほんとにいいんですか？　いいーんです！（再び川平慈英さん）

もうなんだか呆然。買わない理由が見当たらなくなってきました。

電気工事の業者さんを手配いただくことにして、この日はお店を後にしました。

日産リーフ購入までの道のり(1) 事前検討

私、通勤で１日約90km、１ヶ月約2000km車に乗るので、EV(電気自動車)がすこし気になってました。何しろ今の通勤車はトヨタエスティマ、最近は安くなったとはいえ毎月ほぼ２万円がガソリン代に消えます。
で燃費の良いクルマを探すわけですが、ハイブリッドは、市街地のゴー＆ストップの多い走り方ならともかく、高速道路メインの私にはメリット無しと勝手に判断。
三菱i-Mievはサイズ的に無し。ということで残ったのが日産リーフ。
インプレッション記事、オーナーの声、いろいろ調べました。
ですがどうしても航続距離、電池の経年劣化とそれによる航続距離の更なる短縮がネックとなり、購入検討には至りませんでした。

2015年11月某日、ネットのある記事が目にとまります。

日産リーフ、バッテリー容量が24kWhから30kWhに増大、航続距離228kmから280kmに、
更にバッテリー容量保証が５年１０万キロから８年１６万キロに！

ムムッ！（川平慈英さん風）

スペック的には、躊躇していた理由の大部分がクリアされた感じです。

次にお値段。
安くないことはわかってますが。

24kWh車との価格差は約４０万円、但し国の補助金を入れると、その差は１６万円に縮まります。

うむむむ。これは検討の価値ありか。

妻と相談して、とりあえず家の近くにある日産のお店に行って話を聞いてみよう、ということになりました。